【スタテンの鬼レビュー】スタート展示で買い目を組む競艇ソフトを職人目線で使い込む

展示を見てから買う。
競艇を長くやっている人ほど、この順番を大事にしているはずです。
ところが、いざ締切前になると公式サイトの展示情報と出走表を行ったり来たり。
STを書き写して、選手の勝率と見比べているうちに締切が来る。そんな経験はありませんか?
大門です。展示と手動分析を担当しています。
今回は、スタート展示のST順と選手の能力値Aを軸に買い目を組み立てる「スタテンの鬼」を、展示派の目線でじっくり見ていきます。
この記事のポイント
- スタテンの鬼は「スタート展示×能力値A」で1レースの買い目を組む手動分析ソフト
- 鬼分析のONIDES(2連単最大5点・3連単ボックス最大3組)と鬼流しがボタン1つで投票シートへ
- 展示の並びとSTを艇の絵で表示。炎の種類で能力値Aのレベルも分かる
- 価格は39,800円(税込)の買い切り。自動投票のソフトではない
スタテンの鬼とは?ひと言でいえば「展示を見る目を速くする道具」
スタテンの鬼は、SNIPER-JAPAN が出している競艇(ボートレース)の手動分析ソフトです。
製品ページのキャッチは「スタート展示を見てから、買う。」。名前のとおり、スタート展示(スタテン)が主役です。
やっていることは単純で、スタート展示のSTが早い順と、能力値Aが高い順。この2つの並びから買い目を組みます。
私が普段頭の中でやっている「展示で早かった艇」と「地力のある艇」の突き合わせを、そのまま画面に落とし込んだような作りです。
ソフトは予想屋じゃない。目を速くする道具です。展示を見て、強い艇と早い艇を並べる。その手間を削ってくれるかどうかで評価します。

| 製品名 | スタテンの鬼 |
|---|---|
| 種類 | 競艇・スタート展示分析(手動投票) |
| 価格 | 39,800円(税込)買い切り/ソフト本体に月額料金なし |
| サポート | メールでの問い合わせ。オプション「無期限サポート」3,000円(税込)で電話・遠隔操作のアドバイス |
| 対応OS | Windows 11(日本語版) |
| 画面の解像度 | 1920×1080以上(フルHD以上) |
| インターネット | 必要(番組表・スタート展示・オッズ・結果の取得) |
| 投票 | 投票シートから投票(対象投票サイトの会員登録が必要)。自動投票はしない |
| 納品 | ダウンロード(決済完了後7日以内にダウンロードURL・ユーザーID・シリアル番号をメールで案内) |
| 支払方法 | 銀行振込・ゆうちょ振込(前払い)・クレジット決済 |
使い方の流れは3ステップ
設定に手こずるタイプのソフトではありません。
起動してから投票するまで、基本は次の3ステップです。
ステップ①:番組表でレースを絞る
起動するとその日の番組表を取得します。
6艇の級別・能力値A・能力値B・全国勝率・能力指数が、◎○△×⑤⑥の印付きで横一列に並びます。
ここで本命が抜けているレースか、実力が拮抗した混戦かが、番組表の段階で見えるのがありがたい。
全部のレースの展示を真剣に見るのは無理ですから、先に「見るレース」を決められるのは大きいです。左のツリーで会場の絞り込みもできます。
ステップ②:スタート展示を見る
番組表の「詳細」列にある[表示]を押すと詳細画面が開き、最新のスタート展示(進入・ST・展示タイム)を取り込みます。
「スタート展示」タブで、6艇の並びとSTが図になって出てきます。
ステップ③:鬼分析の買い目を転送して投票する
「鬼分析」タブのONIDESや鬼流しを[転送]すると、右の投票シートに入ります。
あとは購入金額を決めて、そのまま投票サイトへ。展示を見てから投票までが一つの画面で完結します。
鬼分析のしくみ:買い目の作り方が全部明かされている
私がこのソフトを信用できると思ったのは、買い目の組み方が製品ページではっきり説明されているところです。
中身の分からない「おすすめ」ではなく、何を軸に何点買うのかが最初から分かります。

ポイント①:ONIDES 2連単(最大5点)
組み合わせは次の5つです。重複を除いて最大5点になります。
- スタート展示のST1位→2位
- ST1位→3位
- 能力値A1位→2位
- 能力値A1位→3位
- ST1位→能力値A1位(同じ艇なら2位)
「展示で早かった艇」と「実力のある艇」の両方を軸にしているわけです。
展示だけ、実力だけ、のどちらかに偏らないのが筋がいい。
ポイント②:ONIDES 3連単ボックス(最大3組)
能力値Aの上位3艇、能力値Aの1・2・4位、スタート展示のST上位3艇。
この最大3組(重複は除く)で、1組は3連単6点です。
ポイント③:鬼流し
スタート展示のST1位の艇、または能力値A1位の艇を1着に固定した流しです。
2連単(5点)と3連単(20点)を、ボタン1つで投票シートへ送れます。

メモ:能力値Aは何を見ている?
製品ページでは、能力値Aの詳しい計算式までは書かれていません。スタート展示の図では、能力値Aのレベルを150以上〜100未満の7段階で炎の種類として表している、と説明されています。
スタート展示の図が分かりやすい3つの理由
展示派として一番気になっていたのがここです。
結論から言うと、数字の羅列を読むより、並びが一瞬で頭に入る作りでした。

理由①:進入順とSTが艇の絵で並ぶ
6艇の進入順とSTが、艇の絵の位置で表されます。
どの艇が前に出て、どの艇が置いていかれたか。隊形として見えるので、「ここは4カドが仕掛けられそうだな」といった読みが立てやすいです。
理由②:炎の種類で「早くて強い艇」が分かる
艇の後ろのジェットの炎は、能力値Aのレベルです。
早さは位置、強さは炎。一つの図で二つの情報が読めるので、目を動かす回数が減ります。炎の種類の一覧はヘルプで確認できます。
理由③:上に選手名・タイミング・展示タイムも出る
図の上には選手ごとのタイミングと展示タイムが並びます。
図でざっくり掴んで、気になる艇は数字で確かめる。この順番で見られるのが、実戦では効きます。
展示のSTをメモ帳に書き写していた頃を思うと、隔世の感がありますね。並びを見るのに頭を使わなくていい分、どこが攻めそうかを考える時間に回せます。
メリット①〜④:使ってみて便利だったところ
メリット①:番組表で6艇の力関係が見える
詳細画面を開く前に「本命が抜けているか」「混戦か」が分かります。
見るレースを先に絞れるので、締切が詰まる時間帯でも慌てずに済みます。
メリット②:14の指標のランキング表
鬼分析タブのランキング表は、能力指数・全国勝率(近況/期別)・能力値A〜D・人気指数・D2/R2/N2/D3/R3指数・ビーナス指数の14指標。
各指標で6艇の順位が◎○△×⑤⑥で並ぶので、どの物差しで見ても上位にいる艇がすぐ分かります。
メリット③:人気指数で「人気どおりか、盲点か」を確かめられる
単勝式オッズから見た人気が棒グラフで出ます。
鬼分析の買い目が人気どおりなのか、盲点なのか。買う前にひと呼吸置けるのは良いところです。
メリット④:投票シートと資金配分、買い目の追加
転送した買い目は投票シートに並び、購入金額は「均一金額」「目標利益金額から計算」「財布を使いきる計算(残金一発勝負)」から選べます。
合成オッズ回収率も出るので、点数を広げすぎていないかをその場で確かめられます。
「買目の追加」では、フォーメーション、BOX展開、1着流し・2着流し、人気範囲・オッズ範囲での展開もできます。2連単→3連単、3連複→3連単の変換もあります。
鬼分析の目に、自分の狙いを足せるのが職人好みです。
ほかにも、出走表、コンピュータ予想(自信度付きの2連F・3連F)、オッズ表1・2、払戻情報、収支表、入出金残高照会、番組表のEXCEL出力まで一通りそろっています。

展示を見てから買う人の、手間を削る一本です。
スタテンの鬼の公式サイトを見る※価格は公式サイトの表示(2026年10月時点)デメリット・注意点も正直に
デメリット・注意点
- 鬼分析の買い目はスタート展示を取り込んでから作られる。展示前は「スタート展示を待っている」状態で買い目は出ない
- 自動投票のソフトではない。投票のボタンは自分で押す
- 画面の解像度は1920×1080以上が必要。小さいノートパソコンだと条件を満たさないことがある
- 対応OSは Windows 11(日本語版)。Mac やスマホでは使えない
- 決済後の返品・返金には応じていない
展示前に買い目が出ないのは、言ってみれば当たり前の話です。
展示を軸にするソフトなので、締切の少し前に詳細画面を開いて最新情報を取り込む使い方になります。番組表・出走表・ランキング表・コンピュータ予想・オッズ表は展示前から使えます。
締切前に自動で投票させたい人は、同じ SNIPER-JAPAN の BOAT SNIPER のほうが向いています(製品ページの FAQ でもそう案内されています)。
スタテンの鬼が向いている人・向いていない人
向いている人
- 展示を見てから買いたいのに、公式サイトと出走表の行き来が面倒な人
- 「展示で早かった艇」と「実力のある艇」を組み合わせて、手早く買い目を作りたい人
- 2連単・3連単ボックス・流しを、その場で切り替えたい人
- 点数と金額を合成オッズで確かめてから投票したい人
- 最後は自分の手で判断したい人
逆に、展示を見る時間が取れない人、前日のうちに狙いを決めておきたい人は、AIが前日に診断する BoatFactorAI のような製品のほうが合うかもしれません。
このあたりは「どちらが上」ではなく、レースとの向き合い方の違いです。
CharismaSoft3 との違い
同じ価格帯の CharismaSoft3 は「5人の舟券師の条件でレースを厳選する」ソフト。
スタテンの鬼は「スタート展示と能力値Aを軸に、1レースの買い目を組み立てる」ソフトです。出走表・ランキング分析・オッズ表・投票シートなどの基本機能は共通です。
| ソフト | 軸 | 価格(税込) | 自動投票 |
|---|---|---|---|
| スタテンの鬼 | スタート展示のST順×能力値A | 39,800円 | − |
| CharismaSoft3 | 5人の舟券師のレース抽出条件 | 39,800円 | − |
| BOAT SNIPER | 自分で決めた条件どおりに自動投票 | 50,000円 | ◎ |
まとめ:展示派なら手元に置いておきたい一本
スタテンの鬼は、スタート展示と選手の実力を一つの画面で突き合わせ、そのまま投票まで持っていけるソフトです。
買い目の組み方が明かされていて、自分の狙いも足せる。展示を見て判断したい人のための、筋の通った道具だと感じました。
ただし、買い目はあくまで候補です。最後に決めるのは自分。
舟券は余裕資金の範囲で、自分の判断で楽しんでください。公営競技には損失の可能性があり、20歳未満は舟券を買えません。
画面や動作環境は公式サイトで確認できます。
スタテンの鬼の詳細を公式サイトで見る※価格は公式サイトの表示(2026年10月時点)




